温かい汁に豚肉やナス、長ネギなどが入った武蔵野うどん。今はその名前も有名ですが、浦和でも私が小さい頃(約40年前)から食べていました。
子供の頃は、「夏なのに何で温かいお汁なの?」と思いながら、お蕎麦屋さんの冷たいつけ汁を恋しいと思ったものです。30才代までてっきり母の実家(さいたま市南区の農家)あたりのオリジナルの食べ方と思っていました。
しかし、徐々に埼玉県南部と東京の一部の市の食べ方で、昔からあることに驚きました。それも「武蔵野うどん」と呼ばれていて・・・。
今では有名なお店もたくさんありますね。
前から気になっていた、川口市前川のひら田さんに行っってまいりました。サイクリングがてら、「自転車を走らせ」と言っても、電動自転車なので、とっても楽。浦和から20分かからない位でつきました。
肉汁うどんや、田舎汁うどんなどがありますが、ナスなどの野菜と豚肉が入った田舎汁うどんと注文。
うちよりも、少し濃いめのお汁は手打ちのうどんと絡みます。
うどんは父方の祖父の田舎が桶川市で、祖母の田舎が栃木県足利市でどちらも慶事や仏事、お盆やお彼岸にはの家で打ったうどんを打ちます。そのうどんよくにていて、腰がありとてもなつかしい。とても美味しかったです。
またお昼に行きたいです。
食事の後は、とても気になっていた場所へ。緊急事態宣言中は、(今もそうですが)人があまり居なさそうな場所をと思い、見沼通船堀や見沼代用水を見学に行きました。
いろいろ調べると見沼代用水は川口の小谷場の辺りを流れ、蕨市やさいたま市南区文蔵などに分かれているうようで、最終的には戸田の笹目川に流れるそうです。
そこで、南浦和と川口市の境くらいを流れる場所を見に行きました。
田畑の風景とは一転して、この辺りは住宅街。途中、暗渠になっていて花などが植えられたり、これもまた良い雰囲気委です。
再び代用水が顔を出すと小さな水門が現れます。どうやらここで文蔵方面と蕨方面に分かれているようですね。
きっと昔はこの辺りも田畑で、見沼代用水の恩恵に預かっていたのでしょうね。思わぬところに歴史がたくさんあります。とても楽しいですね。